ガンマンロボ その① イーグル･アイ

　ここ最近、悩みに悩んで悩んだ挙げ句にどうにか形にすることができたロボ。

見た目がシンプルだからって簡単に考えついたわけではありません！

　さっき、このガンマンロボに関わるラフ画を数えると10枚くらいありました。そのくらい、悩みながら描きました。ただ、その悩んだ時間に見合ったクオリティのものに仕上がったかは、また別ですが…

　さて。解説ですが、モチーフは「ロングコートを着たガンマン」です。

主に赤い色の部位がロングコートの範囲です。胸部の2つの三角形はコートの襟を再現しています。

茶色の脚部はジーンズの部分を表しています。

頭の形状とカラーリングはハットを被った状態をモチーフとしています。

足の部分はブーツを履いた状態を(ry

メインウエポンは左手についたショットガン型のウエポン。そしてサブウエポンにガンマンらしく、ハンドガン一丁（右膝のホルスターに収納されている。↑の絵にはかいていません）


次は造形について工夫した点など。

　実際のロングコートといったら、ひもやボタンで留めなければ、腰から足まで「ストーン」とまっすぐな形状をしているものです。（少なくとも、モデルのイメージ画像ではそうでした）

　はじめ、メカのコート部分も実際のロングコートのように「ストーン」とした形状にしたかったのですが、メカにする際、どうしてもまっすぐな形状だと、なんというか、締まらない。

　そもそも、コートの形状を意識しすぎると、胴体の服とコートとの隙間をどう処理するかが問題となってきます。実際、この処理の仕方で悩みました。

　そして結局、ロングコート本来の「ストーン」とした形状を泣く泣く諦め、代わりにコート部分を腰から分割し、足にかかる部分をスカート状にしました。これによって足の可動範囲を少し改善できたと思っています。


　最後に裏話など。

　はじめはハットを被ったガンマンロボが描きたいという願望からです。（本当にそれだけ）

そして、ガンマンのイメージ検索で参考資料として、ガンマンっぽい画像をチョイスしモデルにしました。（今回のおおもとのモチーフとなったロングコートを羽織った男性の写真と「夕陽のガンマン」のポスターやジャケットなど）

その画像からメカに落とし込む際、はじめは思うがままに簡単にラフを描きました。そこで描きたいシルエットや搭載したいギミックなどを思いつきました。

ところが、実際アイデアを練り込み始めるとある問題が生じてきました。

それは「描きたいシルエット」と「搭載したいギミック」の形状が合わなくなってしまうことでした。

「ロングコート」は描きたい。でも「ポンチョ」をモチーフとしたウエポンも搭載したい。（ロングコートを着てポンチョを羽織るっておかしいだろ！！）

そういった問題にぶち当たり、結局、モチーフを優先したガンマンロボと、ギミックを優先した「ライバル」ガンマンロボに分割することにしました。

今回はモチーフ優先のガンマンロボです。ライバルロボも考え中です。


　モチーフ優先のガンマンロボと言うだけあって、弱いです。

しかし、チート級のアイデアを思いついたことで、ロマンを優先させた主人公ロボを考えたつもりです。

そのアイデアは後日…というか、絵に描くのは難しい。というか設定を絵に盛り込むのは難しいと再認識させられました。



こんなｇｄｇｄな感じで解説を終了したいと思います。
無駄に長い駄文を読んでいただき、ありがとうございました。